この記事を書いた人

プロフィール とつきコーヒー|都内勤務のサラリーマン・コーヒーインストラクター2級。共働きで子育て中。自家焙煎デカフェコーヒー豆を販売しながら、カフェインレスコーヒーの可能性を探求中。Xやnote、ブログで情報発信しています。
銀杏並木で見つけた、コーヒー好きのためのコンビニ

横浜日本大通りの銀杏並木を歩いていた時のことです。黄金色に輝く銀杏の葉が美しい秋晴れの日、ふと目に入ったのが「Gooz」という緑のロゴが印象的なお店でした。

実はGoozの存在は以前から知っていて、高速道路のサービスエリアで利用したことがあったんです。山梨か埼玉のSAだったと記憶していますが、その時の印象が良かったので、街中で見つけた時は少し嬉しくなりました。
店の前では試飲を配っていて、エチオピアモカの香り豊かな味わいに惹かれて入店。今日はこのお店でのコーヒー体験をレポートします。
Goozって何屋さん?スリーエフが展開する新業態コンビニ
「Goozって何屋さんなの?」と思われる方も多いでしょう。一見するとコーヒー専門店のような雰囲気ですが、実はこちら、コンビニなんです。
運営しているのはスリーエフ。神奈川を中心に展開していたコンビニチェーンで、現在はローソングループの傘下にありますが、「スリーエフ」という名前は残しています。そのスリーエフが「Gooz」というブランド名で展開している新しいコンビニの形態です。
店名の由来は「料理のグツグツ」と「お腹のグー」をかけているそうで、その名の通り、ここの売りは作りたてで温かいフード類。以前食べたおにぎりもボリュームがあって美味しかったですね。
店内の印象は「コーヒー屋さん?」と思うほどの充実ぶり

店内に入ると、まず驚くのがコーヒーコーナーの充実ぶりです。売り場の相当な面積をコーヒーが占めていて、私が「コーヒー屋?」と思ったのもここからきているのかもしれません。

特に目を引くのが、ガラス張りのスペースに設置された焙煎機「NOVO」。店内で自家焙煎を行っているんです。これはかなり本格的ですね。焙煎したての新鮮なコーヒーが飲めるというのは、コーヒー好きにとって大きな魅力です。
そしてコーヒーの種類が多い。なんと13種類から選べるんです。これだけの選択肢があると、その日の気分に合わせてコーヒーを選ぶ楽しみがあります。
【写真10: IM
キャプション: コーヒーサーバーが並ぶ様子。視覚的にも楽しい売り場作り
セルフサービスの楽しさ – 自分でカップに注ぐスタイル

Goozのコーヒーは、自分でカップを選んで注ぐセルフサービス方式です。カップサイズは12オンスと16オンスの2種類。

今回私が選んだのは12オンス。価格は税込200円という破格の安さです。この価格、正直「価格崩壊してるのでは?」と思うレベルですね。
自分で注ぐ時、ちょっとした楽しみがあります。なみなみとまではいきませんが、気持ち多めに入れてしまったり。こういう小さな自由度があるのも、セルフサービスの良いところですね。
注意点「めちゃくちゃ熱い!」- カップホルダーの限界
注いだ後、蓋をしてレジに向かう途中で気づきました。「めちゃくちゃ熱い!」
他のコーヒー店でもよくある、紙カップの熱さ対策でスリーブ(カップに巻く段ボール状のもの)がついているんですが、それを巻いてもめちゃくちゃ熱いんです。冗談抜きで、そのまま持っていると限界がきて、油断すると持っていられないくらい。
この熱々の理由、写真を見るとわかるんですが、コーヒーサーバーの下に保温機が設置されているんですね。常に温かい状態でキープされているので、注いだ直後は本当に高温です。
早く温度が下がってくれることを願いながらお会計を待ちます。これはある意味、「いつでも熱々のコーヒーが飲める」というGoozのこだわりでもあるんですけどね。
同時購入したデカフェコロンビア豆 – 100g 650円の魅力

今回、コーヒーと一緒に豆も購入しました。デカフェのコロンビアです。価格は100gで650円。第一印象は「安い」でした。
他のコーヒー豆も650円から700円のラインで販売されていて、最近のコーヒー豆価格高騰の流れを考えると、大手のスケールメリットを感じる価格設定ですね。
このデカフェ豆は後日自宅で淹れてみる予定なので、また別の記事でレビューしたいと思います。
エチオピアモカ(シティロースト)の味わい
さて、購入したエチオピアモカはシティローストです。
最初の一口は、まだ熱すぎて味がぼやける感じでした。もう少し冷ます必要があったようです。銀杏並木を眺めたりしながら適温まで待って、改めて飲んでみると、やはり試飲の通り美味しいですね。
もっと寒い季節だったら、中南米の深煎り系を選んだかもしれません。でもこの日の秋晴れの気候を考えると、エチオピアモカのフルーティーな酸味と華やかな香りがちょうど良かったです。
その日の気分や天気、一緒に食べるものに応じて、たくさんの種類の中からコーヒーを選べる。この点が本当に良いですね。
ちなみに、アイスコーヒーも用意されています。12オンスで250円ほど。ホットと比べると少し価格は上がりますが、それでもしっかりリーズナブルです。
銀杏並木とコーヒー – 秋の横浜を楽しむひととき

カップを手に、日本大通りの銀杏並木を改めて眺めます。青空に映える黄金色の葉、落ち葉が敷き詰められた歩道。そこに温かいコーヒーの香りが加わると、なんとも贅沢な時間です。
Goozのコーヒーカップを持って銀杏並木を歩く。これもまた、横浜の秋の楽しみ方の一つかもしれませんね。

こんな人におすすめ – Goozが向いているシーン
Goozのコーヒーは、こんな方におすすめです。
まず、コーヒーの種類を選びたい方。13種類もあれば、その日の気分や体調、一緒に食べるものに合わせて選べます。飽きることもありませんね。
コスパ重視の方にもぴったり。12オンス200円という価格は、コンビニコーヒーと比べても遜色なく、むしろ自家焙煎という付加価値を考えると破格です。
自家焙煎の新鮮なコーヒーを気軽に楽しみたい方にも。専門店に行くほどではないけれど、ちょっと良いコーヒーが飲みたい、そんな時にちょうど良い選択肢です。
セルフサービスが好きな方。自分で注ぐ楽しみや、量の調整ができる自由度があります。
そして、コーヒーと一緒にフードも楽しみたい方。Goozは作りたてのフードメニューも充実しているので、ちょっとした食事と一緒にコーヒーを楽しめます。
店舗情報とアクセス
今回訪れたのは、横浜日本大通り店。みなとみらい線の日本大通り駅から徒歩すぐの場所にあります。
銀杏並木沿いという立地も魅力的で、特に秋のシーズンは散策がてら立ち寄るのに最適です。
Goozは神奈川県内を中心に複数店舗を展開しているので、お近くの店舗を探してみるのも良いかもしれません。
まとめ – コンビニの新しい可能性を感じるGooz
Goozは、コンビニとコーヒーショップの良いところを組み合わせたような業態です。
自家焙煎の本格的なコーヒーを、コンビニ価格で、しかも13種類から選べる。これは他ではなかなか見られない特徴ですね。
横浜日本大通りを訪れた際は、銀杏並木を眺めながらGoozのコーヒーを楽しんでみてはいかがでしょうか。季節によって選ぶコーヒーを変えるのも楽しそうです。
ご紹介
ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。締めに、とつきコーヒーの活動を紹介させてください。
プロフィール とつきコーヒー|都内勤務のサラリーマン・コーヒーインストラクター2級。共働きで子育て中。自家焙煎デカフェコーヒー豆を販売しながら、カフェインレスコーヒーの可能性を探求中。Xやnote、ブログで情報発信しています。

コーヒーは今日の活力、デカフェは明日の活力。
コーヒーを楽しむ時間帯を選ばないデカフェの魅力を、とつきコーヒーでは発信しています。夜でも安心して飲める高品質なデカフェ豆を、オンラインショップでお届けしています。
※本記事の価格や商品情報は2025年訪問時点のものです。最新情報は店舗にてご確認ください。


コメント