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世界の茶とコーヒー文化から学ぶ「道」の多様性 – 中国茶からエチオピアまで

2025 9/17
コーヒー知識研究室
2025年9月17日

こんにちは、とつきコーヒーです。

前回、なぜ緑茶はペットボトルで飲むのに、コーヒーは自分で淹れるのかという疑問から、茶道の精神性や「コーヒー道」について書かせていただきました。

(前回の記事はこちら:https://totsuki-coffee.com/green-tea-bottled-coffee-brewing-insights/)

その記事を書いてから、ふと気になったことがあるんです。世界には様々な茶文化やコーヒー文化がありますが、それぞれにどんな「道」があるのでしょうか?

今回は、世界各地の飲み物文化を通して、それぞれの「道」の多様性について探ってみたいと思います。

目次

中国茶芸 – 茶道のルーツにある深い世界

まず、日本の茶道のルーツでもある中国茶の世界から見てみましょう。

中国には「茶芸(ちゃげい)」という文化があります。特に「工夫茶(功夫茶)」と呼ばれる淹れ方は、まさに一つの芸術のようです。

小さな茶器を使って、短時間で何度も抽出を繰り返す。お茶の香りを楽しみ、色の変化を観察し、味わいの深さを追求する。この一連の工程は、単にお茶を飲むためではなく、心を静め、今この瞬間に集中するための時間なんですね。

「茶禅一味」という言葉があるように、中国では古くからお茶と禅の精神が結びついてきました。お茶を淹れる行為を通して、日常の雑念を払い、内なる平静を見つける。これって、私たちがコーヒーを淹れるときに感じる集中や充実感と、根本的には同じなのかもしれません。

イギリスのアフタヌーンティー – 社交としての「道」

一方で、イギリスのアフタヌーンティー文化は、また違った「道」を持っています。

決まった時間に、美しい茶器を使って、正しい手順でお茶を淹れる。スコーンやサンドイッチと一緒に、ゆったりとした時間を過ごす。これは単なる休憩時間ではなく、一つの社交的な儀式なんですね。

家族や友人とのコミュニケーションを大切にし、日常の慌ただしさから離れて、上質な時間を共有する。お茶を通して人とのつながりを深める、これもまた一つの「道」だと思います。

現代の忙しい生活では、こうした「ゆっくりと人と向き合う時間」が貴重になっていますよね。アフタヌーンティーの精神は、私たちにそんな大切なことを思い出させてくれます。

エチオピアのコーヒーセレモニー – 感謝と共有の時間

コーヒーの発祥地とされるエチオピアには、「コーヒーセレモニー」という美しい文化があります。

生豆から焙煎し、挽いて、丁寧に抽出する。この工程を家族や客人と一緒に行い、3杯のコーヒーを飲む。1杯目は「アボル」(祝福)、2杯目は「トナ」(平和)、3杯目は「バラカ」(感謝)という意味があるそうです。

ここでは、コーヒーを淹れることそのものが、感謝の気持ちを表現し、人とのつながりを確認する大切な時間になっています。コーヒーという飲み物を通して、家族の絆や客人への敬意を示す。これも深い精神性を持った「道」ですね。

私たちが朝コーヒーを淹れるとき、もしかしたらこうした感謝の気持ちを込めることで、より豊かな時間にできるかもしれません。

トルココーヒー – おもてなしの心

トルココーヒーもまた、興味深い文化を持っています。

ジェズベという特別な道具で、砂糖と一緒にゆっくりと煮出していく。客人に供するときは、その人の好みに合わせて甘さを調整する。「一杯のコーヒーのために40年の友情を」という諺があるほど、おもてなしの心が込められています。

この文化は2013年にユネスコの無形文化遺産にも登録されていて、世界的にその価値が認められているんですね。

現代のサードウェーブコーヒー – 新しい「道」の形

そして現代、欧米を中心に「サードウェーブコーヒー」という文化が生まれています。

豆の産地や品種、処理方法にこだわり、一杯一杯を丁寧に抽出する。バリスタは職人として、コーヒーの可能性を追求し続ける。これも、伝統的な茶道とは違った形の「道」と言えるでしょう。

ここには、素材への深い理解と敬意、技術の向上への探求心、そして一杯に込める心という、やはり「道」の精神が息づいています。

日本独自の進化 – 喫茶店文化からコーヒー文化へ

日本でも独特のコーヒー文化が育ってきました。

昭和の喫茶店から始まり、平成のカフェブーム、そして令和の自家焙煎ブーム。それぞれの時代で、コーヒーを通した「居場所作り」や「自分時間の確保」が大切にされてきました。

私自身も、コロナ禍をきっかけにコーヒーに興味を持ち、自家焙煎まで楽しむようになりました。これも、時代の流れの中で生まれた新しい「道」の形なのかもしれませんね。

共通する「道」の本質

こうして世界各地の茶文化・コーヒー文化を見てみると、表面的な作法や道具は違っても、共通する本質があることがわかります。

丁寧さへの価値 どの文化でも、素材を大切にし、工程を丁寧に行うことが重視されています。

時間の質 単に飲み物を摂取するのではなく、その時間そのものに価値を見出している。

人とのつながり 多くの文化で、飲み物を通した人との交流やおもてなしが大切にされています。

精神性 心を落ち着け、今この瞬間に集中する時間として位置づけられている。

継続的な学び より良い一杯を追求し続ける、終わりのない探求の姿勢。

私たちの日常に活かせること

これらの世界の文化から、私たちの日常に活かせることがたくさんありますね。

コーヒーを淹れるときに、エチオピアのように感謝の気持ちを込めてみる。イギリスのアフタヌーンティーのように、家族との時間を大切にしてみる。中国茶芸のように、今この瞬間の香りや味わいに集中してみる。

どんな飲み物でも、どんな淹れ方でも、そこに心を込めることで特別な時間にできる。これが、世界各地の「道」が教えてくれることなのではないでしょうか。

まとめ

世界には本当に多様な茶文化・コーヒー文化があります。でも、どの文化にも共通しているのは、飲み物を通して心を豊かにし、人とのつながりを深め、日常に特別な意味を見出そうとする姿勢です。

私たちも、毎日の一杯に、世界のどこかの文化からヒントをもらった「道」の心を込めてみませんか。

それがコーヒーでも、緑茶でも、紅茶でも。大切なのは、その時間をどんな気持ちで過ごすかということなのかもしれませんね。


この記事が参考になったら、いいねやシェアしていただけると嬉しいです。あなたの好きな茶文化やコーヒー文化があれば、ぜひコメントで教えてくださいね。

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