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便利な時代なのに、なぜ豆からコーヒーを淹れるのか?

2025 9/04
その他
2025年9月4日

新しく購入した美しい真鍮のメジャースプーンを手にしながら、ふと考えました。これだけ便利で手軽なコーヒーが溢れる時代に、なぜ私たちは豆から淹れるという手間のかかる方法を選ぶのでしょうか。

noudo のコーヒーメジャースプーン
目次

コーヒーの選択肢が溢れる現代

今や私たちの周りには、本当にたくさんのコーヒーの楽しみ方があります。

コンビニに行けば100円台で挽きたてのコーヒーが飲める。スーパーには高品質なインスタントコーヒーやボトルコーヒーが並んでいる。ドリップバッグなら、お湯を注ぐだけで本格的な味わいが楽しめる。

仕事も育児もバタバタとこなす毎日の中で、私も平日はコンビニコーヒーやリキッドコーヒー、手軽に作れるコーヒーマシンのお世話になっています。さっとコーヒーを飲みたい時は、冷たいものならボトルやリキッドで、温かいものならインスタントで。

この多様性こそが、現代のコーヒーシーンの豊かさなんですよね。

飽食の時代の不思議な心理

先日、お米を買いに行って驚きました。5キロで4000円強。以前はその半額くらいだったのに、随分高くなりましたね。結局、話題となっていた備蓄米を見つけ、1800円で購入しました。

味は確かに新米とは違いますが、食べられないわけではありません。栄養価的にも問題ない。でも、やっぱり新米の香りや甘み、あのもちもちした食感が恋しくなるんですよね。

現代は飽食の時代で、だいたい何を食べても美味しいものが溢れています。生きるために必要な栄養は十分摂れる。それなのに、人間はなぜか「より美味しいもの」を求めてしまう。

コーヒーも同じなのかもしれません。

非効率を楽しむという贅沢

カフェインを摂取するだけなら、インスタントで十分です。時間もかからないし、失敗もない。でも豆から淹れるとなると、用意する道具がたくさんあります。

スケール、メジャースプーン、豆、ドリッパー、フィルター、ポット、カップ…グラインダーや温度計なんかも加われば、もう完全に「コーヒー沼」の世界です。

令和の時代に豆からコーヒーを淹れる人って、なかなかの物好きだと思うんです。マニュアル車を運転するような感覚に近いでしょうか。効率だけを考えれば他に選択肢がたくさんあるのに、あえてその手間を楽しんでいる。

手間の中にある特別な時間

でも、その手間こそが価値なのかもしれません。

豆を計量し、お湯の温度を確認し、ゆっくりとお湯を注ぐ。その一連の動作には、ある種の瞑想的な時間が流れています。特に夜、デカフェコーヒーをハンドドリップで淹れる時間は、一日の疲れを癒してくれる大切なひとときです。

休日の午後、時間をかけてハンドドリップで淹れた一杯の味わいと香りは、確実にインスタントとは違う特別感があります。それは味だけの話ではなく、その時間と体験全体が価値なんですよね。

道具への愛着という楽しみ

美しいメジャースプーンや丁寧に作られたドリッパーを手にしていると、道具そのものを愛でる楽しさもあります。機能的でありながら美しい道具は、コーヒーを淹れる時間をより豊かにしてくれる。

これって、現代特有の豊かさの表現なのかもしれません。物質的に満たされた時代だからこそ、「プロセス」や「体験」により価値を置くようになった。

多様性こそが現代の豊かさ

コーヒーの楽しみ方が多様化している現代。インスタントで手軽にカフェインを摂取したい人も、豆から丁寧に淹れて特別な時間を楽しみたい人も、どちらも正解なんだと思います。

大切なのは、その時の自分の気分や時間の余裕に合わせて選択肢があること。忙しい平日の朝にはコンビニコーヒーで効率を重視し、休日の午後には豆から淹れてゆったりした時間を過ごす。

そんな使い分けができる現代は、実はとても豊かな時代なのかもしれません。

美味しさの追求に限界はあるのか

では、美味しいものを求める心理にはどこまで意味があるのでしょうか。

確かに、スペシャルティコーヒーの微細な味の違いを追求することは、ある意味非効率かもしれません。でも同時に、「一定水準の美味しさ」というベースラインが高くなった現代だからこそ、私たちは味以外の価値を求めるようになったとも言えます。

体験、思い出、物語、時間…コーヒー一杯に込められた価値は、もはや味だけでは語りきれません。

まとめ:手間をかける意味

便利で手軽なコーヒーが溢れる時代に、なぜ豆から淹れるのか。

それは、効率では測れない価値があるからなのでしょう。手間をかける時間、道具への愛着、五感で楽しむ体験、そして何より、忙しい日常の中で自分のために丁寧に過ごす特別な時間。

インスタントもコンビニコーヒーも豆から淹れるコーヒーも、すべてに意味がある。現代のコーヒーシーンの豊かさは、この多様性にあるのかもしれませんね。

今日はどんなコーヒーを選びますか?


筆者について 仕事も育児も忙しい日々を送る中で、コーヒーの世界にハマった一人。コロナ禍をきっかけにコーヒーに興味を持ち、現在は自家焙煎も楽しんでいる。コーヒーインストラクター2級取得。バタバタとした日常の中で見つけたコーヒーにまつわる気づきを発信中。

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