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奈良の隠れ家的コーヒースポット「ANY B&B+COFFEE」訪問記

2025 10/04
カフェ巡り 旅行とコーヒー
2025年10月4日

奈良県を訪れる機会があったので、Googleで調べて気になったコーヒーショップをいくつか巡ってきました。今回はその中から、特に印象に残った「ANY B&B+COFFEE, Nara Japan」についてご紹介します。

目次

開放的な佇まいに惹かれて

近鉄・JR奈良駅から徒歩8分ほど、ならまち地区に位置するこのお店。爽やかで開放的な外観が目を引きます。店名の通り、1日1組限定の宿泊施設を併設したユニークなスタイルで営業されているんですね。

店内に入ると、数席ほどのカウンター席があり、コーヒースタンドのような雰囲気です。店の奥には白いDiedrichの焙煎機が存在感を放っていて、サイズ感から推測するに1キロ釜くらいでしょうか。焙煎している時に訪れたら、それはそれで面白い体験になりそうです。

空間を大切にするお店の姿勢

入店してすぐ、レジ横の注意書きに目が留まりました。「スタンディングでの撮影はご遠慮ください」という趣旨の文言です。

最初は少し戸惑いましたが、これはコーヒーを楽しむ空間を大切にしたいというお店の姿勢なんだろうと理解しました。SNS映えよりも、その場でコーヒーと向き合う時間を大切にしてほしい。そんなメッセージを感じます。

今回は店主さんの想いを尊重して、店内の撮影は控えめに。その分、コーヒーそのものに集中できた気がします。

メルボルン仕込みのスペシャルティコーヒー

コーヒー豆のラインナップは4種類ほど。エチオピアの浅煎り2種類と、今回私が選んだブレンド「山紫水明」、そしてもう1種のブレンドという構成でした。

店主さんとの会話の中で、「前に置いていない豆もある」と聞いて、定期的に訪れるたびに新しい出会いがありそうだなと感じました。

「山紫水明」という名前、気になりませんか。調べてみると、江戸時代の文人・頼山陽が京都の鴨川西岸にあった書斎から眺める景色を詠んだ言葉で、「山は日に映えて紫色に見え、川の水は澄んで清らかである」という意味なんだそうです。自然の美しさを表す四字熟語ですね。

古都・奈良にふさわしいネーミングだと思います。

オリガミドリッパーで淹れる一杯

注文したコーヒーは、オリガミドリッパーでハンドドリップされていきます。

オリガミドリッパーは、その名の通り折り紙のような20本のリブが特徴的な日本製のドリッパーです。このリブがドリッパーとペーパーフィルターの間に空気の通り道を作り、スムーズな抽出を実現するんですね。バリスタの方々に人気があるのも納得です。

店主さんの手さばきはとても手慣れたもので、淹れている様子を見ているだけでも心地よい時間でした。

中煎りの明るさが魅力の一杯

「山紫水明」は価格600円。カップに注がれたコーヒーは、中煎りらしい明るい色合いです。

一口飲むと、フルーティな印象が広がります。明るい酸味もありますが、効きすぎていない絶妙なバランス。すっきりとした飲みやすさの中に、しっかりとした甘みも感じられます。

このお店全体が浅煎りから中煎りを中心とした構成なんでしょうね。店主さんはオーストラリアのメルボルンで6年間バリスタ・ロースターとして経験を積まれたそうで、その影響が感じられるような爽やかな煎り加減です。

開放的な店の雰囲気と、このコーヒーの明るい味わいが見事にマッチしていました。

コーヒーで繋がる瞬間

今回はコーヒー遠征を兼ねた旅行だったので、デイバッグを持って店に入りました。きっとそれで旅行者だとわかったのでしょう。店主さんが「どこから来たの。旅行ですか」と声をかけてくれたんです。

関東から来たことを伝えると、「ここは。ここは」と、奈良や関西で訪れると良いコーヒーショップをいくつか教えてくれました。

こういう繋がりって、本当に嬉しいですよね。コーヒーという共通言語があるからこそ生まれる、何気ないけれど温かい交流。旅先でこんな瞬間に出会えると、その土地がより身近に感じられます。

Diedrichという相棒

店内で目を引くのは、やはりあの白いDiedrichの焙煎機です。

Diedrichはアメリカ製の半熱風式焙煎機で、独自の赤外線バーナー加熱方式が特徴です。豆の表面を焦がすことなく、芯まで均一にじっくり火を通せるため、クリーンで甘みのある味わいを引き出せるんですね。浅煎りから深煎りまで幅広く対応できる、まさにプロフェッショナル向けの機械です。

店主さんがこの焙煎機を選んだ理由も、きっとそのクリーンな味わいを追求したかったからなんでしょう。実際に飲んだコーヒーにも、その思想がしっかり表れていました。

コーヒースタンドという楽しみ方

フードメニューもありますが、ここはやはりコーヒーを中心に楽しむ空間です。

ガッツリ食事というよりは、少し休憩がてら、粋な感じでコーヒーを一杯。そんな楽しみ方がこのお店にはぴったりだと思います。

朝8時からオープンしているので、奈良観光の前に立ち寄って、美味しいコーヒーと朝食で一日をスタートさせるのも良いでしょうね。宿泊施設も併設されているので、泊まりながらゆっくりコーヒーを楽しむという贅沢な過ごし方もできます。

まとめ 丁寧に淹れられた一杯の価値

ANY B&B+COFFEEは、派手さはないけれど、コーヒーに対する真摯な姿勢が感じられるお店でした。

メルボルン仕込みのスペシャルティコーヒー、丁寧な抽出、そして心地よい空間。何より、コーヒーを通じた人と人との繋がりを大切にしている雰囲気が印象的です。

奈良を訪れる機会があれば、ぜひ足を運んでみてください。観光スポット巡りの合間に、ここでコーヒーを一杯。きっと旅の良い思い出になるはずです。

私も次に奈良を訪れる時は、また立ち寄りたいと思います。その時は違う豆を試してみようかな。そんな楽しみができたことも、この訪問の収穫でした。


店舗情報
店名:ANY B&B+COFFEE, Nara Japan
所在地:奈良県奈良市(ならまち地区)
アクセス:近鉄・JR奈良駅から徒歩約8分
営業時間:朝8時から(詳細は公式サイトでご確認ください)
特徴:1日1組限定の宿泊施設併設、自家焙煎スペシャルティコーヒー、グルテンフリー・ビーガン対応メニューあり

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