「ドトールにデカフェってあるの?」 「味はどうなんだろう?」
そんな疑問をお持ちの方へ。ドトールコーヒーでは「カフェインレスコーヒー」という名称でデカフェを提供しています。
この記事では、実際にドトールのカフェインレスコーヒーを飲んだ体験をもとに、価格、注文方法、味の特徴、そして美味しく飲むコツまで詳しく解説します。
夜でも安心してコーヒーを楽しみたい方、妊娠中や授乳中の方、カフェインを控えたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人
プロフィール とつきコーヒー|都内勤務のサラリーマン・コーヒーインストラクター2級。共働きで子育て中。自家焙煎デカフェコーヒー豆を販売しながら、カフェインレスコーヒーの可能性を探求中。Xやnote、ブログで情報発信しています。

ドトール「カフェインレスコーヒー」の基本情報
価格とサイズ
ドトールのカフェインレスコーヒーは、以下の価格で提供されています(2025年7月時点)。
【ホット】
- Sサイズ:250円
- Mサイズ:300円
- Lサイズ:350円
【アイス】
- Sサイズ:270円
- Mサイズ:320円
- Lサイズ:370円
※店舗や時期によって価格が異なる場合がありますので、ご注意ください。
通常のブレンドコーヒーと同じ価格帯で楽しめるのは嬉しいポイントですね。スターバックスやタリーズと比較しても、リーズナブルな価格設定になっています。

注文方法とメニュー
注文は簡単です。レジで「カフェインレスコーヒーをお願いします」と伝えるだけ。
ドトールでは、カフェインレスのラインナップとして以下のメニューがあります。
- カフェインレスコーヒー(ホット/アイス)
- カフェインレスカフェラテ(店舗によって提供状況が異なります)
カフェインレスコーヒーは、通常のドリップコーヒーとは異なり、ティーバッグ式で提供されます。この点は後ほど詳しく解説しますね。
提供方法の特徴(ティーバッグ式)
ドトールのカフェインレスコーヒーの最大の特徴は、ティーバッグ式で提供されること。
注文すると、以下のセットが渡されます。
- 熱湯の入ったカップ
- ティーバッグに入ったカフェインレスコーヒー

提供後、自分でティーバッグをカップに入れ、好みの濃さになったらティーバッグを引き上げる仕組みです。
最初は「自分で淹れるの?」と戸惑うかもしれませんが、抽出時間を自分でコントロールできるメリットもあります。忙しい店舗でも効率的に提供できる、ドトールらしいスタイルですね。
【実飲レビュー】ドトール デカフェの味と風味
香り、味わい、コクの評価
実際に飲んでみた感想を正直にお伝えします。
香り:★★★☆☆(3/5) 控えめながら優しい香り立ち。通常のブレンドコーヒーと比べると、華やかさは控えめです。デカフェ処理の影響で、香りを構成する油分が一部失われているためですね。
味わい:★★★☆☆(3/5) アメリカンコーヒーに近い、軽やかでマイルドな味わい。酸味や苦味は穏やかで、飲みやすいのが特徴です。
コク:★★☆☆☆(2/5) 正直なところ、コクは物足りなさを感じました。深みのある味わいを求める方には、少し薄く感じるかもしれません。

ただし、これはデカフェの特性でもあります。カフェイン除去の過程で、コーヒーの風味成分も一部失われるため、通常のコーヒーと同じ濃厚さを期待するのは難しいんですね。
総合評価:★★★☆☆(3/5) 特別に美味しいわけではありませんが、夜でも安心して飲める「気軽なデカフェ」として十分な品質です。
美味しく飲むコツ(抽出時間と注意点)
ティーバッグ式で美味しく飲むには、抽出時間がポイントになります。
推奨抽出時間:5〜8分
私は8分つけおきで試しましたが、しっかりした味わいを引き出せました。ただし、注意点もあります。
注意すること
- 長時間つけすぎるとえぐみが出やすい
- ティーバッグから細かい粉が出てくることがある
- 最後の一口は、カップの底に粉が溜まっていることも
実際、8分抽出した後の最後の一口では、強いえぐみを感じました。カップの底を見ると、細かい粉末が溜まっていたんです。

美味しく飲むコツ
- 5〜8分を目安に、途中で味見をする
- 抽出中、軽くティーバッグを上下に動かすと抽出が進みやすい
- 最後の一口は飲まずに残すのもあり
自分好みの濃さを見つけるのも、ティーバッグ式の楽しみ方ですね。
どんな人におすすめか
ドトールのカフェインレスコーヒーは、こんな方におすすめです。
おすすめできる人
- 夜にコーヒーが飲みたいけど、睡眠が気になる方
- 妊娠中・授乳中でカフェインを控えたい方
- カフェインで体調を崩しやすい方
- デカフェ初心者で、気軽に試してみたい方
- リーズナブルな価格でデカフェを楽しみたい方
あまりおすすめできない人
- 深いコクや濃厚な味わいを求める方
- 専門店レベルのデカフェを期待する方
- セルフサービス式が面倒に感じる方
「特別な一杯」ではなく、日常に寄り添う気軽なデカフェとして楽しむのがドトール流ですね。
他のチェーン店とのデカフェ比較
スターバックス、タリーズとの違い
ドトールのカフェインレスを、他の主要チェーン店と比較してみました。
価格(S/Short)
・ドトール:250円
・スターバックス:350円(デカフェ変更+55円で合計405円)
・タリーズ:456円〜(Tallのみ)
提供方法
・ドトール:ティーバッグ式
・スターバックス:ドリップ式
・タリーズ:ドリップ式
デカフェの種類
・ドトール:ドリップのみ
・スターバックス:エスプレッソ系も選択可
・タリーズ:ドリップ・エスプレッソ系
デカフェ変更料金
・ドトール:-
・スターバックス:+55円
・タリーズ:+66円
味の特徴
・ドトール:軽やか、マイルド
・スターバックス:しっかりした味わい
・タリーズ:バランス型、まろやか
ドトールを選ぶメリット
- 圧倒的な価格の安さ
- 全国どこにでもある店舗数
- 気軽に入りやすい雰囲気
ドトールのデメリット
- ティーバッグ式なので、自分で淹れる手間がある
- 味の深みはスタバやタリーズに劣る
- デカフェのメニューバリエーションが少ない
「とにかく手軽に、安くデカフェを楽しみたい」という方には、ドトールがぴったりですね。
自宅で楽しむ!ドトールのデカフェは買える?
「ドトールのデカフェを家でも飲みたい!」という方もいらっしゃるでしょう。
残念ながら、2025年7月時点では、ドトールのカフェインレスコーヒー豆やドリップバッグは一般販売されていません。店舗でのみ楽しめる商品となっています。
自宅でデカフェを楽しむなら
もし自宅で本格的なデカフェを楽しみたい方には、以下のような選択肢があります。
- 無印良品のデカフェコーヒー豆(手軽でコスパ良好)
- UCC ゴールドスペシャル カフェインレス(スーパーで買える)
- スターバックスのデカフェ豆(店舗で購入可能)
- 専門店のデカフェ豆(とつきコーヒーなど)
まとめ
ドトールのカフェインレスコーヒーは、「特別な一杯」ではありませんが、日常に寄り添う気軽なデカフェとして十分な品質です。
この記事のポイント
- 価格は250円〜とリーズナブル
- ティーバッグ式で自分で淹れるスタイル
- 味は軽やかでマイルド、デカフェ初心者にも優しい
- 抽出時間は5〜8分が目安、長すぎるとえぐみが出る
- 夜のコーヒータイムや、カフェインを控えたい方におすすめ
「夜にコーヒーが飲みたいけど、カフェインが気になる」という方は、ぜひドトールのカフェインレスコーヒーを試してみてください。
ご紹介
ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。締めに、とつきコーヒーの活動を紹介させてください。
プロフィール とつきコーヒー|都内勤務のサラリーマン・コーヒーインストラクター2級。共働きで子育て中。自家焙煎デカフェコーヒー豆を販売しながら、カフェインレスコーヒーの可能性を探求中。Xやnote、ブログで情報発信しています。

コーヒーは今日の活力、デカフェは明日の活力。 Decaf for Tomorrow’s Vitality | Rest tonight, Rise tomorrow
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