探求のきっかけ – なぜドトールだったのか
ふと立ち寄ったドトール。この気軽さこそが、ドトールの良いところですよね。気軽に入れて、リーズナブルで、何より「フラット」な存在感が心地良いんです。コーヒー好きにとって、時には特別な一杯ではなく、日常に寄り添うコーヒーが利用しやすいですよね。

メニューを眺めていると、「カフェインレスコーヒー」の文字が目に入りました。デカフェに対する興味が高まっている今、これは見逃せません。情報収集の一環として、実際に飲んでみることにしました。

注文から提供まで – セルフサービス式の特徴
「カフェインレスコーヒーをお願いします」
提供されたのは、ティーバッグ式のデカフェコーヒーでした。小分けになったティーバッグと熱湯の入ったカップ。あとはお客が自由なタイミングでティーバッグを引き上げる形式ですね。ドトールらしいセルフサービス精神が表れています。

正直なところ、完成した状態で出してもらえる方が嬉しいのですが、チェーン店の効率性を考えれば理解できます。むしろ、抽出時間を自分でコントロールできるのは、探求者としてはありがたいことでした。
抽出実験 – 8分つけおきの選択
通常のドリップコーヒーなら3-4分が目安ですが、カフェインレスコーヒーは抽出に時間がかかる傾向があるんですね。8分という時間を選んだのは、しっかりとした味わいを引き出したかったからです。
つけおき式の場合、途中で軽く上下に動かすと抽出が進みやすくなります。時間をかけて、デカフェの本来の風味を引き出してみました。
味わい分析 – 新たな発見

8分の抽出を経て、最初の一口。
香り – 控えめながら優しい香り立ち コク – アメリカンコーヒーのような軽やかさ 風味 – デカフェ特有のマイルドな味わい
これまでのコーヒー体験とは確実に違う味わいでした。デカフェ処理(水抽出法や二酸化炭素抽出法)で、カフェイン以外の成分にも変化が生まれるんですね。特に香りやコクを構成する油分の変化が、この独特な味わいを作り出していました。
発見と考察 – 抽出の奥深さ
飲み進めていくと、カップの底に細かい粉が溜まっているのに気づきました。ティーバッグから抜け出した粉末ですね。8分という長めの抽出時間も影響しているかもしれません。

最後の一口では、強いえぐみを感じました。この細かい粉末が原因だったんです。
抽出の特性
- ティーバッグのメッシュから細かい粉末が抜け出る
- カフェインレスコーヒーは、デカフェ処理で豆の構造が変化し、粉が出やすい
- 細かい粉末は過抽出されやすく、タンニンなどの成分が強く出る
これは面白い発見でした。ティーバッグ式デカフェの特性を理解する良い体験になったんです。
今後の探求方向 – 比較検証への道
今回のドトール体験は、デカフェ探求のとして貴重な体験でした。
次のステップ
- 他のチェーン店での比較
- 専門店でのデカフェ体験
- 家庭での淹れ方との違いの確認
- 異なる抽出方法での味わい比較
どんな違いが発見できるか楽しみです。
まとめ – 身近なデカフェの価値
ドトールのデカフェは、決して特別な一杯ではありません。むしろ、それこそが魅力かもしれませんね。
体験できた価値
- 夜でも安心して楽しめる安らぎ
- 軽やかな味わいで食事との相性の良さ
- カフェインレス入門として親しみやすさ
- 手軽に試せる価格設定
学んだこと
- 抽出時間の調整の重要性
- ティーバッグ式の特性理解
- デカフェ特有の味わいの魅力
デカフェ探求の旅は始まったばかりです。次はどの店舗で、どんな新しい発見があるでしょうか。身近なチェーン店から始まった探求をきっかけにいろいろ検証していきたいと思います。
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