コーヒー好きの皆さん、カフェラテはお好きですか?今回は、話題のスペシャルティコーヒー店「ブルーボトルコーヒー」と、オーストラリア発の実力派「All Press Espresso」のカフェラテを実際に飲み比べしてみました。今回飲んだ場所はどちらも清澄白河ではないですが、どちらもフラッグシップを清澄白河においてますね。
普段はコンビニのカフェラテを飲むことが多い私が、本格的なカフェラテの世界に足を踏み入れた感想を、正直にお伝えします。
カフェラテとは?カフェオレとの違いも解説
まず、カフェラテについて簡単に説明します。カフェラテは、エスプレッソにスチームミルクを注いで作るイタリア発祥のコーヒー飲料です。
よく混同されがちなカフェオレとは、実は全く異なる飲み物です。
カフェラテとカフェオレの違い
項目 | カフェラテ | カフェオレ |
ベースコーヒー | エスプレッソ | ドリップコーヒー |
ミルクの状態 | スチームミルク | 温めたミルク |
発祥国 | イタリア | フランス |
味の特徴 | 濃厚でクリーミー | あっさりとした味わい |
この違いを知らずに飲んでいる方も多いのではないでしょうか。意外な豆知識ですね。
ブルーボトルコーヒーとAll Press Espressoの基本情報
ブルーボトルコーヒー(Blue Bottle Coffee)

- 発祥地:アメリカ・カリフォルニア州オークランド
- 創業年:2002年
- 特徴:「コーヒー界のApple」と呼ばれるほど洗練されたブランド
- 日本進出:2015年、清澄白河1号店オープン
- 価格帯:カフェラテ 657円
All Press Espresso(オール プレス エスプレッソ)

- 発祥地:ニュージーランド・オークランド
- 創業年:1989年
- 創業者:マイケル・オールプレス
- 特徴:一台のカートから始まった本格エスプレッソロースター、熱風式焙煎にこだわり
- 日本進出:2015年、清澄白河ロースタリー&カフェオープン
- 価格帯:カフェラテ 580円
両店とも、コーヒーの聖地として知られる清澄白河エリアに店舗を構えています。
実際の飲み比べレビュー
ブルーボトルコーヒーのカフェラテ

第一印象 カップを手にした瞬間から、上品な香りが立ち上がります。見た目も美しいラテアートが施されていて、写真映えする仕上がりです。
味わいの詳細
- 口当たり:非常にクリーミーで滑らか
- メインの味:ミルクとエスプレッソが絶妙にマッチ
- 後味:エスプレッソの風味がほんのりと残る
- 全体の印象:マイルドで飲みやすい、上品な味わい
All Press Espressoのカフェラテ

第一印象 こちらも丁寧に作られたラテアートが美しく、香りも豊か。ただし、ブルーボトルとは明らかに異なる香りの個性を感じます。
味わいの詳細
- 口当たり:しっかりとしたミルクの質感
- メインの味:エスプレッソの存在感が強い
- 後味:最後までエスプレッソの苦味と風味が続く
- 全体の印象:ビターで本格的、コーヒー感をしっかり味わえる
詳細比較表
評価項目 | ブルーボトルコーヒー | All Press Espresso |
苦味レベル(1-10) | 4 | 7 |
酸味レベル(1-10) | 3 | 5 |
ミルクの甘さ(1-10) | 7 | 5 |
コクの深さ(1-10) | 6 | 8 |
飲みやすさ(1-10) | 9 | 6 |
エスプレッソ感(1-10) | 5 | 9 |
コンビニカフェラテとの違い
カフェラテは普段はコンビニが多い私にとって、この2店のカフェラテは明らかに別次元の体験でした。
コンビニカフェラテの特徴
- 均一化された安定した味
- 甘みが強く、飲みやすい
- 価格が手頃(100〜200円台)
専門店カフェラテの特徴
- 豆の個性やバリスタの技術が反映された味
- より複雑で深い味わい
- コンビニと比べると価格は高めだが、それに見合う満足感
もちろんコンビニのカフェラテも美味しいですが、専門店のカフェラテには明らかに「上質な味」を感じることができます。
どちらがおすすめ?タイプ別の選び方
ブルーボトルコーヒーがおすすめな人

- カフェラテ初心者
- まろやかで飲みやすい味が好み
- 洗練された雰囲気を楽しみたい
- インスタ映えする写真を撮りたい
All Press Espressoがおすすめな人

- コーヒーの味をしっかり感じたい
- エスプレッソ好き
- 本格的なカフェラテを求める
- ニュージーランドのコーヒー文化に興味がある
自宅でのエスプレッソ体験を思い出す
今回の飲み比べで、エスプレッソの奥深さを改めて実感しました。実は我が家にはデロンギのデディカ(エスプレッソマシン)があるのですが、最近は使用頻度が下がっていました。
普段はドリップコーヒーを飲む機会が多いのですが、エスプレッソにもこれほど味の違いがあることに驚きです。この体験をきっかけに、久しぶりにエスプレッソマシンを引っ張り出してこようと思います!
清澄白河エリアのコーヒー文化
両店が店舗を構える清澄白河は、「コーヒーの聖地」として知られています。この地域には他にも多くのスペシャルティコーヒー店が軒を連ね、それぞれが独自の個性を持っています。
週末にコーヒーの飲み歩きをするのも、素敵な過ごし方ですね。
まとめ
今回のブルーボトルコーヒーとAll Press Espressoのカフェラテ飲み比べを通じて、改めてカフェラテの奥深さを実感しました。
簡単にまとめると
- ブルーボトルコーヒー:マイルドで上品、カフェラテ初心者にもおすすめ
- All Press Espresso:ビターで本格的、コーヒー好きにおすすめ
どちらも素晴らしい味わいですが、その日の気分や好みによって選び分けるのがベストです。
エスプレッソやカフェラテの世界は本当に深く、まだまだ発見があります。皆さんも機会があれば、ぜひ飲み比べを楽しんでみてください!
この記事は実際の体験をもとに執筆しています。味の感想は個人の主観によるものです。
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