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京都コーヒー巡り その2 市川屋珈琲 – 古民家で味わう純喫茶の時間

2025 10/27
旅行とコーヒー
2025年10月26日2025年10月27日

9月のまだ残暑が残る京都。京都コーヒー巡りの旅で訪れた2軒目は、清水五条駅から徒歩圏内にある「市川屋珈琲」です。

前回訪れたあおいコーヒーに続き、今回も事前にGoogleで調べて気になっていたお店。古民家を改装した空間でネルドリップのコーヒーを楽しめるという情報に、京都らしい時間を過ごせそうだなと期待が高まります。

目次

閑静な住宅街に佇む京都らしい空間

清水五条駅から歩くこと十数分。住宅街の中に、市川屋珈琲はありました。スマホの地図を頼りに進む道のりは、それほど複雑ではありません。少し歩いた感はありますが、その分、京都の街並みを感じながらの道のりも悪くないですね。

お店が見えてきました。まさに京都らしい町家建築。瓦屋根に格子窓、そして店頭には白い暖簾が風に揺れています。木の外壁は経年変化で深い色合いになっていて、周囲の住宅街に自然と溶け込んでいます。

店先には赤いスクーターと自転車が停まっていて、その横には手書きのメニューボード。この何気ない風景が、京都の日常を感じさせてくれます。この佇まいを見ただけで、中での時間が楽しみになってきました。

中庭を臨む心地よい空間

扉を開けて中に入ると、外観から想像していた通り、いや、それ以上の空間が広がっていました。

入ってすぐ左手には、カラフルなパッケージのコーヒー豆が並んでいます。自家焙煎した豆を持ち帰ることもできるんですね。その奥には黒板のメニューボード。手書きの文字が温かみを感じさせます。

古民家ならではの太い梁、経年変化で深みを増した木の柱。そして目を引くのが、店内から見える美しい中庭です。もみじの緑が目に優しく、砂利や石が配された日本庭園のような設えは、9月の午後の光を受けて静かに輝いていました。廊下越しに見える中庭は、空間に奥行きと静けさをもたらしています。

客席はテーブル席とカウンター席があり、今回はカウンターに座ることに。カウンターからは、スタッフの方がコーヒーを淹れたり、フルーツサンドを作ったりする様子を見ることができます。何人ものスタッフが忙しそうに動きながらも、その手際の良さ、丁寧な仕事ぶりを眺めているだけでも心地よい時間です。

店内の照明も温かみのあるもので、木の質感をより引き立てています。古い建物の趣を残しながらも、清潔感があり、居心地の良い空間に仕上がっているのが印象的でした。

自家焙煎とネルドリップへのこだわり

市川屋珈琲は自家焙煎を行っているお店です。入口からちらりと見えた焙煎機が、その証。作業スペースのような場所に置かれた焙煎機は、このお店のコーヒーへのこだわりを物語っています。

そしてもう一つ、印象に残ったのがネルドリップでコーヒーを淹れていたこと。

ネルドリップは、ペーパードリップとは違った独特の味わいを生み出す抽出方法です。布(ネル)を使うことで、コーヒーオイルが程よく抽出され、まろやかでコクのある味わいになるんですね。ただ、ネルの管理はなかなか大変。使用後は洗浄して水に浸けておく必要があり、手間がかかります。

一般的に、ネルドリップでスペシャリティコーヒーを淹れるお店はあまり聞いたことがありません。これは、京都に根付く昔ながらの喫茶店スタイルなんだと感じました。実際、今回の京都コーヒー巡りでは、市川屋珈琲以外にも、LOB COFFEE HOUSEや深夜喫茶しんしんしんでネルドリップに出会いました。

そんな手間のかかるネルドリップで、一杯一杯丁寧にコーヒーを淹れている。このお店の姿勢が垣間見えた瞬間でした。

コーヒー体験記なのに…クリームソーダを注文

さて、ここでコーヒー体験記としては異例の展開なのですが、今回注文したのは「クリームソーダ」です。

えっ、コーヒーじゃないの?と思われるかもしれません。いや、自分でも少し迷ったんです。でも、メニューを見た瞬間、この雰囲気の中で純喫茶メニューの王道であるクリームソーダをいただくのも、なんだか乙じゃないかと思ってしまって。

実は、この日は京都で複数のコーヒー店を巡る予定だったこともあり、正直なところ胃袋にも余裕がなかったんですね。市川屋珈琲は、コーヒーもそうですが、フルーツサンドでも有名なお店。周りのお客さんは、美味しそうなフルーツサンドとコーヒーを楽しんでいました。

でも、今回はあえてクリームソーダ。この選択が、思いのほか正解だったんです。

懐かしくて新鮮なクリームソーダの味わい

運ばれてきたクリームソーダは、鮮やかなメロンソーダの緑に、真っ白なアイスクリームが浮かぶ、ザ・純喫茶の一杯。720円という価格も、この雰囲気とクオリティを考えれば納得です。

いつ以来だろう、クリームソーダを飲むのは。子どもの頃に喫茶店で飲んだ記憶が蘇ってきます。

一口飲むと、炭酸の爽やかさと甘さ、そしてアイスクリームのまろやかさが口の中で混ざり合います。アイスクリームがメロンソーダに溶け出して、味わいが少しずつ変化していくのも楽しい。使っているアイスクリームにもこだわりがあるのでしょうか、しっかりとした美味しさがありました。

9月の残暑が残る午後、古民家の落ち着いた空間で味わうクリームソーダ。コーヒーではなかったけれど、これはこれで市川屋珈琲という空間を存分に楽しめた選択だったと思います。

常連さんに愛される場所

滞在していた1時間ほどの間、お店には何組かのお客さんが訪れました。観光客らしい人もいましたが、印象的だったのは常連さんが多いということ。

あまり聞き耳を立てるつもりはないのですが、常連さんとスタッフの方の会話が自然と耳に入ってきます。「いつものやつ」といった感じのやりとりや、常連ならではの気さくな会話。そんな光景を見ていると、このお店が地域の人たちに長く愛されているんだなと感じます。

スタッフの方々は、コーヒーを淹れたりフルーツサンドを作ったりで忙しそうでしたが、どの方も優しそうな雰囲気。少し厳粛な、というか落ち着いた空気感もあって、常連になって顔を覚えてもらえたら、きっともっと話しやすくなるんだろうなと思いました。

そうそう、店内に貼ってあった情報と、常連さんの会話から興味深い話も耳にしました。以前ここで働いていた方が、「LOB coffee house」というコーヒー店をやっているとのこと。この日、実はその後LOBにも足を運んでみたのですが、それはまた別の機会にブログで紹介しますね。

令和の時代に感じる、手間をかける贅沢

市川屋珈琲で過ごした時間は、改めて「手間をかける価値」について考えさせてくれました。

今の時代、美味しいコーヒーはコンビニでも飲めます。ボトルコーヒーやインスタントも、十分な品質があります。効率だけを考えれば、そうした選択肢が最適かもしれません。

でも、ネルドリップで一杯ずつ丁寧に淹れられるコーヒー。自家焙煎した豆。古民家という空間。中庭を眺めながら過ごす時間。こうした「手間」や「時間」には、効率では測れない価値があるんですよね。

それは、コーヒーを淹れる側も、飲む側も同じ。便利さが溢れる時代だからこそ、あえて手間をかける贅沢が、より輝いて見えるのかもしれません。

まとめ 京都らしい時間を過ごせる場所

市川屋珈琲は、古民家の落ち着いた空間で、ネルドリップで淹れられた質の高いコーヒーや純喫茶メニューを楽しめるお店でした。

京都のコーヒー文化の多様性を感じる旅の中で、市川屋珈琲は昔ながらの喫茶店スタイルを今に伝える貴重な存在です。スペシャリティコーヒーのお店とはまた違った、手間をかけて丁寧に淹れる文化がここにはありました。

今回はクリームソーダをいただきましたが、次に訪れる機会があれば、ぜひネルドリップのコーヒーと、あのフルーツサンドを味わってみたいですね。

清水五条から少し歩きますが、その道のりも含めて京都の街を感じられる。そんなお店だと思います。

京都でコーヒー巡りを考えている方、古民家の雰囲気が好きな方には、ぜひおすすめしたいお店です。

京都コーヒー巡りの全体像については、こちらのまとめ記事もご覧ください。


店舗情報
店名:市川屋珈琲
最寄り駅:京阪 清水五条駅から徒歩約10分
営業時間:要確認
定休日:要確認
※訪問前に公式情報をご確認ください


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京都コーヒー巡り その1 あおいコーヒー
次回予告:LOB coffee house 訪問記

記事の締めくくりに

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