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京都のコーヒー文化を巡る旅 – なぜ京都はコーヒー消費量が多いのか

2025 10/22
カフェ巡り コーヒー知識研究室
2025年10月22日

先日、京都でコーヒーショップ巡りをしてきました。事前に下調べをして訪れたので、どのお店も素晴らしく、正直な感想としては「もっと時間が欲しかった」というのが本音です。胃袋的にも限界があって、回りきれなかったお店もたくさんありました。それくらい、魅力的なコーヒーショップが京都にはたくさん存在していたんですね。

目次

なぜ京都を選んだのか

今回、わざわざ京都に行ってコーヒーショップ巡りをしようと思ったきっかけ、それは総務省のデータにありました。

総務省の家計調査によると、都道府県庁所在地と政令指定都市の中で、京都市と大津市が常にコーヒー消費額の上位に君臨し続けているんです。2019〜2021年平均では京都市が1位、そして2020年以降は大津市が3年連続で1位を獲得しています。ちなみに大津市が上位にいる理由として、「京都の家賃が高くて大津に移り住んだ人が多い」という話を聞いたことがあります。つまり、京都の文化が大津に流れ込んでいるということなんですね。

この統計を見たときに、「京都って、本当にコーヒー文化が根付いているんだな」と実感しました。

それに、以前からコーヒー好きの知人に「京都には昔ながらのコーヒー文化が息づいている。コーヒーショップ巡りをすると面白いよ」と聞いていたこともあり、ずっと頭の片隅に残っていたんです。いつかチャンスがあれば、いろいろ巡ってみたいなと思っていました。

イノダコーヒでの感動体験

実は京都には何度も訪れたことがあって、コーヒー好きになってからも一度行ったことがありました。そのときに訪れたのが「イノダコーヒ」です。

おしゃれで歴史を感じる建物の中で、香り高いコーヒーをいただいた体験は、当時まだ駆け出しのコーヒー愛好家だった私にとって、とても感動的で思い出に残っています。その時の記録は過去のブログに書いていました。今思えば内容は薄いんですけどね…。

(リンク: https://totsuki-coffee.com/inodacoffee/)

今回もチャンスがあれば、本場京都のイノダコーヒを楽しみたいなと思っていたんですが、覗いてみると想像通り行列ができていて、残念ながら「またの機会に」となってしまいました。

今回巡ったコーヒーショップ

普段、私はカフェインの摂取量を控えめにしていて、コーヒーも1日2杯くらいにしているんですが、せっかくの機会なのでいろいろ体験したくて、約1日のスケジュールで以下のお店を訪問しました。我ながらよく頑張ったと思います。

  • あおいコーヒー(京都伏見区)
  • 市川屋珈琲(東山区)
  • LOB COFFEE HOUSE(左京区)
  • 深夜喫茶しんしんしん(北白川)
  • WEEKENDERS COFFEE(富小路)
  • ABOUT US COFFEE(二条城)
  • HOLLY’S COFFEE

個別の訪問体験記は別の記事で書いていこうと思いますが、総合的にどう思ったかというと、「いろいろなコーヒー文化が共存しているな」という印象でした。

多様性こそが京都のコーヒー文化

昔ながらの喫茶店でホッと一息つくためのコーヒーを提供しているようなところもあれば、スペシャリティコーヒーを売りにしているお店もあり、いろんなコーヒー好きが、好きなスタイルでコーヒーを楽しむことができるインフラが整っているように感じたんですね。

もちろん、スターバックスやタリーズといったチェーン店もありますし、おしゃれなブルーボトルコーヒーもしっかりお店を構えています。京都のコーヒースタイルは本当に多種多様なんです。

たとえば、市川屋珈琲やLOB COFFEE HOUSE、深夜喫茶しんしんしんでは、ネルドリップで丁寧に淹れられたコーヒーを楽しむことができます。一般的にネルドリップでスペシャリティコーヒーを淹れるお店はあまり聞いたことがないので、これは昔ながらの喫茶店スタイルだと感じました。

一方で、WEEKENDERSやABOUT USのようなスペシャリティコーヒーを売りにしているお店もあって、同じ京都という街の中で、まったく異なるコーヒー文化が共存しているんです。

特に印象に残ったのは、あおいコーヒーのようなコーヒースタンド系のお店から、市川屋珈琲のような古民家を改装した落ち着いた喫茶店、そしてLOB COFFEE HOUSEのような夜遅くまで営業している隠れ家的なお店まで、それぞれに特徴があったことです。ホリーズコーヒーはチェーン店ですが、それ以外のお店はどれも個性的で魅力的でした。

なぜ京都はコーヒー消費量が多いのか – 私なりの考察

では、なぜ京都はコーヒーの消費額がトップクラスに君臨し続けているのでしょうか。今回の体験をもとに、私なりに考察してみました。

1. 喫茶文化の歴史

京都には昔から喫茶店文化が根付いていたのではないでしょうか。イノダコーヒのような老舗が存在することからも、コーヒーを楽しむ文化が長い時間をかけて育まれてきたことがわかります。老舗と新しいお店が共存できる土壌があるんですね。

2. お茶文化との親和性

京都といえばお茶文化が有名ですよね。お茶を丁寧に淹れる文化と、コーヒーを丁寧に淹れる文化には、実は共通点があるのではないかと思うんです。

以前、こんなブログも書いたことがあります。
(リンク: https://totsuki-coffee.com/green-tea-bottled-coffee-brewing-insights/)

お茶を点てる動作と、コーヒーを挽いて淹れる動作には、どこか似たものがあります。「飲み物を丁寧に楽しむ」という文化的な共通点を感じました。

3. 学生が多い街

京都は大学が多く、学生の街としても知られています。今回訪問したお店でも、学生さんらしき方をよく見かけました。勉強のお供にコーヒーを飲む文化が定着しているのかもしれません。

実際、左京区の百万遍や北白川周辺は京都大学に近いエリアで、学生向けのコーヒーショップも多かったです。若い世代がコーヒー文化を支えている側面もありそうですね。

4. 観光地という特性

京都は日本を代表する観光地です。観光客が多ければ、自然とカフェやコーヒーショップの需要も高まります。ただ、今回訪れたお店を見ると、観光客向けと地元密着型のお店が半々くらいの印象でした。

WEEKENDERSのように観光客が多いお店もあれば、市川屋珈琲やLOB COFFEE HOUSEのように常連さんが多そうなお店もありました。つまり、観光需要だけでなく、地元の人々の日常にもコーヒーが根付いているということですね。

5. コーヒーとパンの相関関係

実は、京都はパンの消費量でも全国トップクラスなんです。総務省の統計を見ると、パンの消費量が多いところはコーヒーの消費量も多い傾向があります。朝食や軽食にパンを食べる習慣があれば、自然とコーヒーも飲む機会が増えますよね。

6. 新旧のコーヒー文化を受け入れる土壌

今回、最も印象的だったのは、昔ながらの喫茶店と新しいスペシャリティコーヒーのお店が共存していることでした。

伝統を大切にしながらも、新しいものを取り入れる柔軟性がある。これは学生街という性質も関係しているかもしれません。いろんなエリアから人が集まり、文化の交流が生まれる。そんな環境が、多様なコーヒー文化の共存を可能にしているのではないでしょうか。

価格帯から見える京都のコーヒー事情

価格について少し触れておくと、私が訪れたお店のほとんどは1杯600円前後でした。ABOUT US COFFEEでは、ペルーのCOE 25thゲイシャ種を1,600円でいただきましたが、これはスペシャリティコーヒーならではの価格ですね。

スターバックスと比べると少し高い印象はありますが、コーヒー好きとしては、チェーン店ではないところで、コーヒーを売りにしているお店のものを飲むことができるという観点では、決してめちゃくちゃ高いとは思いません。むしろ、この価格でこの品質なら納得です。

デカフェの視点から見た京都

ちなみに、私が専門としているデカフェ(カフェインレスコーヒー)についてですが、LOB COFFEE HOUSEでデカフェを扱っていました。夜遅くまで営業しているお店でデカフェがあるのは、とても嬉しいポイントですね。

「とつきコーヒー」としての視点で京都のコーヒー文化を見ると、昔ながらのコーヒーがあることは以前から聞いており、イノダコーヒでその一面を知ったように思いました。

そして今回、サードウェーブやスペシャリティコーヒーのお店があることも知って、いろいろなコーヒーの形態に触れることができる環境があって、本当に良いなと感じました。

まとめ:京都のコーヒー文化の豊かさ

今回、京都でコーヒーショップ巡りをして感じたのは、「多様性こそが京都のコーヒー文化の強みだ」ということです。

昔ながらの喫茶店も、スペシャリティコーヒーのお店も、チェーン店も、すべてが共存している。それぞれのスタイルを尊重し合いながら、コーヒー文化が育まれている。これが、京都がコーヒー消費量で常に上位にいる理由なのではないでしょうか。

高品質なコーヒーが当たり前にあるわけではありませんが、スターバックスもあれば、こだわりの自家焙煎店もある。自分の好きなスタイルで、自分のペースでコーヒーを楽しめる。そんな環境が、京都には整っているんですね。

個別の訪問記は、これから順次ブログで公開していきますので、ぜひそちらもチェックしてみてください。きっとあなたも、京都のコーヒー文化の奥深さに魅了されるはずですよ。


*各店舗の詳細レビューは今後公開予定です

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    2025年10月24日 7:31 PM

    […] ※今回の京都訪問の全体像については、まとめ記事「京都のコーヒー文化を巡る旅 – なぜ京都はコーヒー消費量が多いのか」をご覧ください。 https://totsuki-coffee.com/kyoto-coffee-culture-ranking/ […]

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